食べたものはそのまま肉体の一部になるわけでなく、代謝の過程で構成を変え、さまざまな物質へと合成されていきます。こうした仕組みを理解する学問を「生化学」にもとづいた話で展開される。
つまり、食べたものがそのまま体に取り込まれて吸収されるわけではない。
・コラーゲンを食べてもコラーゲンが吸収されない。
・脂質をたべても、脂肪になるよりも排出される方が多い、また体の脂肪はほぼ100%吸収される糖質から体が合成したものであることが多い。
・食事制限でやせると筋肉が落ちるというのは嘘(1ヶ月食べなくてもエネルギーとなる脂肪がストックされている)
血糖値を一定に保つことが健康に必要。
・缶コーヒー、清涼飲料水、エナジードリンクは体に悪い
・現代人の不調は、炭水化物などの糖質を無自覚に食べているから、血糖値の上下動が激しく、パフォーマンスがでなし、健康も損ねている。そして、血糖値の上昇時のハイな気分と、下落時の気分の落ち込みにより、知らないうちに糖質中毒になっている。
体にいいと思ってやっているが実はよくないこと
・カロリーを下げる → 肥満とカロリーは関係ない
・プロテイン、アミノ酸を飲む → 腎臓にダメージ
・卵、肉を控える → コレステロールは食事ではかわらない
・果物を食べる → 果糖は太りやすい、太る
・食後は休む → 食後に運動した方が体にいい。
・玄米 → 結局は白米と同じ糖質
・牛乳 → 長年大腸がんの原因と疑われているので、豆乳を飲むほうがいい。
体にいい食べ物
・エクストラバージンオリーブオイル
・ナッツ
・辛口ワイン:白ワインはミネラルが血糖値を下げる。赤ワインは強い抗酸化力がある
・ハイカカオチョコ
・大豆
・ナチュラルチーズ
・ブルーベリー
・コーヒー
・酢
・生の魚、野菜
・シナモン
どうすればいいか?
・野菜→タンパク質→糖質の順番で食べる
・食べる回数を分けて、血糖値を安定させる
・海藻・きのこを積極的に食べる
・豆類、豆腐などの植物性タンパク質を食べる
・水を1日2リットル飲む
・夜は一切糖質を取らない
・よく噛んで食べる
・食後すぐに20分歩く
・糖質は脂質と一緒に食べたほうが、血糖値の上昇を抑えられる
・ワインを飲む(日本人がアルコール中毒になるまで飲めない)
老化の原因
・体が酸化(錆びる)と糖化(焦げる)ことが原因
・タンパク質や脂質がブドウ糖と結びつくと、AGEという物質になり、あらゆる病気と老化減少の原因になる。(細胞の慢性的な炎症を起こす)
AGE
・マリネすると減る
・揚げる>焼く>茹でる>生の順にAGEは増える
・うなぎ、鶏肉、マグロに含まれるカルノシンに極めて強い抗酸化力がありAGEを強力に抑える
・ビタミンB1・B6にAGEを抑える力がある
・スパイスは抗AGE作業がある
フリーダム
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