細川貂々著「その後のツレがうつになまして。」を読んで、うつ病の周りの人の接し方のコツになるほどと思った
ツレうつのうつ病になった一因は、「断ることのできない性格」で、断るときのエネルギーと、引き受けて達成するエネルギーを比較して、「引き受けたほうが断るより楽」と判断してしまうことらしい。
(感想)
スターバックスのJust Say Yes という考え方に同調しているので、自分もあぶないかも・・
うつ病の人は自分の症状は一般的でなく特殊な症状だと思っているが、本を出版したら、自分とそっくり同じ症状で、そういう人がいたので安心したというメールが届いたらしい。
(感想)
自分の症状を外に発信していく、必要性を感じた。SNSやブログで、日記としても、アンガーログとしても発信し、ペイシェントライクミー のようなサイトが日本にない?ので、繋がれるならつながりを持ちたいと思った。
薬代が安くなる「障害者自立支援法」を利用する。
精神疾患の診療費用と薬代が3割負担から、1割負担に下げられる
(感想)
抗うつ薬はかなり高いので、高いとSNSで言っていたら、この制度を教えてもらえた。
病院と薬局は固定になる。また医師に所定の記入用紙で診断書を記入してもらう必要がある。
まずは、役所で用紙をもらって説明を受ける。次に病院に書いてもらう用紙をもらう。
そして、次の診療のときに、医師より用紙をもらって役所に行って申請する。
その後、自立支援の証明証みたいなのが送られてくる。これを受け取ってからが1割負担だが、申請したときの申請受領証だけでも1割になる場合がある。
また申請〜交付までの間は2割分の払い戻しが病院、薬局で受けられる
うつになって会社をやめては行けない理由は、うつ秒独特のと逃避心理からでることが多いからだ。「会社を辞めたい」を実行すると「離婚したい」「親子の縁を切りたい」「この場所から逃げたい」と行動し、最後に自殺までエスカレートする。
いまここの自分が存在することのむずがゆい不快感なのだ
(感想)
会社をやめてはいけない理由は、大きな決断を判断力が鈍っているときにすべきでない。また、環境の変化により、心理的な影響を大きくしないのが理由だと思っていた。
「逃げる」ことについては、通常時でも抵抗があまりない。
ジョジョの2部の主人公ジョセフは逃げまくっていたし、強かった。
ロールプレイングゲームでも、「逃げる」コマンドは必ず存在していて、戦術の一つだった。
自分の症状では、自分の存在を否定するような衝動がまるっきりないので、そう思うだけなのかもしれない。
昔、カフェで英会話を習っていた。イラクから帰ってきた元軍人の人にも習ったが、また途中で、アフガニスタンかイラクに行った。
現地で苦戦していたのは、戦闘中の攻撃でなく、現地の人が敵か一般人か区別がつかず、携帯を改良した爆弾で、気づいたときには、致命傷もしくは死亡という状態なので、大変だったという話を聴いて、世界も人もとても儚いものという印象がある。
なので、たぶん自殺したいと思うことはないのだと思う。(戦争中の国は自殺が少ない)
うつ病を乗り切る秘訣「あ」「と」「で」
あ:焦らない・焦らせない
と:特別扱いしない
で:できること・できないことを見分けよう
うつ病では判断がおかしくなるので、周囲の人と協力して現状にふさわしいい形で社会に役立つように振る舞うことが回復への近道
また、「あとで」と常に判断を保留する癖をつけると楽になる。
(感想)
判断を保留する癖をつけるのはなかなか難しいので、スマホのTODOアプリに備忘として、入力しておいて管理している。
自分だけで完結する話はいいが、他の人が関係するものはなかなか難しい。
うつ的気分は体が、休めと言っているので、本来はできるだけ、怠惰でいるべき状況なのかもしれないが、体からのシグナルを無視してしまうのも、直すべき点だと思った。
フリーダム
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