この本は金持ちの体験談なく、金持ちでない金融の専門家の理論の話でもなく、金持ちのコンサルティングをしていた人が何人もの金持ちを見て、共通していることについて書いてある珍しい本。
時間と金の関係について書かれていて面白い。
この本を読んで、下記のことを学んだ。
・金持ちはそれなりに派手に金を使っている。(慎ましい生活を送る本物の金持ちは嘘)
・タワマンに住む年収1000万円前後で「マイホーム」「消費」「子供の教育」の昭和妻の家庭は何かのきっかけですぐに破産する。
・資産が3億以上、年収ベースで3000万円以上が金持ち。
・働かなくても生活できる資産を持っていなければ、終身雇用制が崩壊しているので、倹約するのが一番
・都心に住んでいると、通勤時間が圧縮され、自由になる時間が多くなり、時間を有効活用できる。だから都心に住んでいるから、金持ちになったのであって逆ではない。より親密な人間関係を構築するため、顔をあわせる必要がより増した。シリコンバレーでは、狭い地域に多くの会社が集積し、顔を合わせられることに、大きな意味がある。
・安心ではなく安全を選ぶ、また安心なものは安心料が上乗せされていて割高になる。
・お金で幸せは買えないが、不幸を減らしてくれる。
・日本人は40歳までに死ね確率は、ゼロ歳時のときを除いてほぼゼロ。
〈小金持ちになるには〉
・共働きは必須
・仕事以外収入がない場合、家事をやらないという選択肢を真剣に検討し、どの程度まで家事を犠牲にできるか検討するは必要がある。既存の価値観や雰囲気で決めず、経済合理性を優先し、家の中が美しく整理整頓されている必要は全くない。そんなことに時間をかけるなら仕事をした方が良い。
・夫婦でお金に関する価値観が共有されてなければならない。
・車は買わない
・新築物件を買わない
・日本の人口増加、空き家率の減少が見込めないなら、住宅は買わない
・ブログで月10万円稼ぐには30万~60万ページビューが必要
フリーダム
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