後田亨・大江英樹「生命保険の嘘「安心料」はまやかしだ」を読んだ。
・保険料を安心料として払っているというのは疑うべきだ。
安心料として妥当な金額かどうか?
保険金支払いに向けられるお金とそれ以外の保険会社や代理店の運営費(人件費や店舗費など)の割合はどうか?
ライフネット生命は公表しているが、経費率は概ね20%台半ば、大手だと50%程度のものもある。
料金と保険の価値について考えるのが面倒だから安心料としがち。
・保険に入る条件
①滅多に怒らないこと
②起こると自分の蓄えでは賄えない
③それがいつ起こるかわからない(計画できない)
という条件のときのみに保険に加入する
学資保険などは子供が生まれたときからわかっているものので、保険で対応する意味はない。
・保険と営業マン
営業マンの人柄で保険を契約しない、商品と営業マンの関連性はない。
また、商品の内容がわからないものは買わない。
・ファイナンシャルプランナーと保険の話をするとき
「あなたの得意分野は何ですか?」
「あなたは金融機関、保険会社からコミッションを受け取っていますか?」
と聞いてみるのがいい。コミッションのもとは答える義務がある。
(日本FP協会基準規定により)
The following two tabs change content below.
フリーダム
うつ病の子育て中の金融系システムエンジニアです。
名もなき家事、目的のない仕事、見えない不自由、チリツモストレスを見つけ出して、設備投資、システム化、見える化により、解決します。
習い事で、ドラムをしていました。
最新記事 by フリーダム (全て見る)
- 藤元健太郎著『ニューノーマル時代のビジネス革命』を読んだ。読み辛いが、網羅的に新しいサービスが書かれていた。 - 2020-12-21
- ケリー・マクゴニガル著『スタンフォード式人生を変える運動の科学』 - 2020-12-21
- やまぐちせいこ著『シンプル思考ですっきり身軽に暮らす』に夫婦の会話のコツを学んだ - 2020-12-17