京都を舞台にした架空のぽんぽこ仮面が活躍するフィクション小説。
かなりどうでもよくて、ばかばかしい物語だけど、すごい小説。
何がすごいかというと、まずは本の厚さがすごい。
ぽんぽこ仮面という人助けをする謎の怪人の話にもかかわらず、
大した数の登場人物でもないのに、ボリュームがある。
登場人物のやりとりが、かなりどうでもいい。
なんでこんなにどうでもいいんだろうというぐらいどうでもいい。
そして、物語のストーリーもばかばかしい。
仮面のヒーローって設定で映画やアニメがあるが、
ああいうレベルで正義の味方というわけでなく、
ちょっと手を貸すぐらいのことしかしないヒーローなので、
本当にばかばかしいことしか起きない。
次に、こんな物語なのに、すごく面白い。
クスクスっていうレベルを超えないが、
ちょこちょこ面白い。
休日に何かちょっとしたいいことないかなーとか、
仕事の合間の休憩時間にちょっと幸せになれる何かないかなーっていうときに
気楽に読むのにちょうどいい物語だと思う。
是非映画化して欲しい
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フリーダム
うつ病の子育て中の金融系システムエンジニアです。
名もなき家事、目的のない仕事、見えない不自由、チリツモストレスを見つけ出して、設備投資、システム化、見える化により、解決します。
習い事で、ドラムをしていました。
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