テニススクールで数年学んできて感じたのは、**「正しいことを知っても、できるようになるまでが長い」**ということです。
その中でも、特に重要だったポイントを「なぜそうするのか」「できなかった理由」も含めて整理しました。
これからテニスを上達したい人の参考になれば嬉しいです。
ボレーの基本は「振らない」ではなく「押す」
最初に何度も言われたのがこれ。
ラケットは絶対に振らない
頭では理解できるが、実際にやるとほぼ確実に振ってしまう。
なぜ振ってしまうのか?
- ストロークの癖が抜けない
- 強いボールを打ちたい意識がある
- 距離感が不安でスイングで調整しようとする
正しいボレーのイメージ
- ラケットは体の前に固定
- 横向きを作る
- 踏み込みでボールを「押す」
スイングではなく「体重移動」で飛ばす
ミスのパターン
| パターン | 結果 |
|---|---|
| 振る | 面がブレる → オーバー or ネット |
| 引く | 打点が遅れる → 詰まる |
気づき
ボレーは「技術」よりも、我慢できるかどうかのスポーツ
スマッシュとボレーの違いを理解すると安定する
この2つは見た目が似ているが、実は完全に逆の動き。
| ショット | 動き | 意識 |
|---|---|---|
| スマッシュ | 下→上 | 伸びて叩く |
| ボレー | 上→下 | 押さえる |
よくある失敗
- ボレーなのにスマッシュのように振る
- スマッシュなのに体が縮こまる
特に重要だったポイント: スマッシュは「左手」
- 左手でボールを指す
- 体のバランスを取る
- 打点を安定させる
これをサボると
- 体が前に倒れる
- ミートがズレる
- ネットミス
見た目以上に「左手が主役」だった
クロスと逆クロスは「別物」
クロスと逆クロスの打ち分けは、想像以上に難しい。
クロス(外に逃げるボール)
- ボールとの距離が離れる
- 自分から近づく必要あり
逆クロス(内側に来るボール)
- ボールが体に近づく
- 距離を取らないと詰まる
よくあるミス
- クロスで遠いのにその場で打つ → 届かない
- 逆クロスで近いのに近づく → 窮屈になる
安定させるコツ
軸足の延長線上に打点を作る
これを意識するだけで、かなり安定する。
「ランダム練習」で実力のなさを痛感する
クロスと逆クロスを交互に打つ練習はできるのに、ランダムになると一気に崩れる。
原因
- 判断が遅い
- フットワークが間に合わない
- 準備(テイクバック)が遅い
解決策
- 最初の一歩を速くする
- 常に「どっちでも来る」前提で構える
実戦では「予測+準備」がすべて
前後のボール処理は「時間の使い方」
前のボール(浅い)
やることはシンプルだが難しい。
- 前に走る
- 早めに横向きを作る
- サイドステップで微調整
難しい理由
- 横向きになるタイミングが遅れる
- 距離調整が雑になる
「早く構える」がすべてを解決する
後ろのボール(深い)
- 下がる
- 横向きを作る
- 無理せず高く返す
重要な判断
攻めない勇気
無理に強く打つと以下の問題が起きます:
- アウト
- ミス増加
結果的に試合に負ける。
打った後に戻る「習慣」が最重要
これはかなり苦戦したポイント。
よくある状態
- 打った場所にそのままいる
- 次のボールに反応できない
なぜ起きるか?
- 打つことに集中しすぎている
- 次の準備をしていない
解決策
打ったら「自動で戻る」
これを癖にしないと、どんなにショットが良くても試合で勝てない。
ストロークは「打点」と「体の回転」
ストロークで何度も言われたこと。
① 打点は前
- 後ろ → 手打ちになる
- 前 → 体で打てる
② 体のひねり→戻し
- 腕で振らない
- 体の回転で打つ
③ 腰を落とす
特にフォアで重要。
高い姿勢=ミスの原因
バックハンドの課題
- 打つ瞬間に前を向いてしまう
- ボールを最後まで見ていない
結果:コントロールが安定しない
改善すると一気に安定する。
サーブは「物理を理解すると変わる」
一番驚いたのがサーブ。
サーブは打ち下ろすものではない
正しいイメージ
- 上方向に振る
- 横に飛ばす
- 回転で落とす
フラットでも実は同じ原理
セカンドサーブの練習が効果的
- 膝をついて打つ
- 短く持って打つ
これで回転の感覚が身につく。
サーブで重要なポイント
- トスは高く安定
- プロネーションを使う
- 手首に負担をかけない
ボールの高さと軌道を意識するだけで変わる
意識するだけで改善したポイント。
- ネットのラケット1本分上を通す
- 高さで深さをコントロール
強さよりも「軌道」が重要
上達しないと感じる時期は普通にある
正直、全然うまくならない… と思った時期は何度もあります。
でも振り返ると:
- ミスの理由がわかるようになった
- フットワークが改善
- 打点が安定
確実に進んでいる
まとめ:テニスは「意識のスポーツ」
今回の内容をまとめると:
- ボレーは振らずに押す
- ストロークは前で打つ
- フットワークがすべて
- サーブは回転で入れる
- 打ったら戻る
そして一番大事なのは:
「考えて打つこと」
今後の課題
- ランダム対応力
- ボレーの安定性
- サーブの確率
このあたりを強化していきたい。
フリーダム
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