この本を読むきっかけ
タイトルがガンダム好きなので、引き寄せられるように図書館で借りた。
ガンダムのニュータイプは、比喩的に用いられていて、
実際には、著者が新しい価値観を持った人の比喩として使っていた。
また、昭和な価値観の人をオールドタイプという比喩で説明していた。
このタイトルの付け方が素晴らしいと思った。
読むべきはオールドタイプ(昭和の価値観の人)であり、
その世代に刺さるフレーズでしかも抵抗なく、興味を惹くキーワードとして、
ニュータイプという単語を選んだのが、すばらしい。
私も、1つのキーワードで、興味を惹き、変わろうと思えるそういうタイトルを付けられるように心を配ろうと思った。
本の導入部分で現状の問題を共感した
本の最初の章で、昭和とは何が違って、オールドタイプ(昭和の価値観の人)でいてはいけないかを理解できた。頭でわかったというよりも、イメージをつかんだ。
簡単に引用 25P
「モノの過剰化」と「問題の希少化」というメガトレンドの掛け合わせはまた、人類がかつて経験したことのない未曾有の状況を生み出すことになります。それは「意味のない仕事=クソ仕事の蔓延」という事態です。
「人類がかつて経験したことのない」という言い回しがとてもガンダムっぽい。
そして、上からというよりもナレーションの人が言っているみたいで、物語っぽくて、拒否感が湧いてこない。
「未曾有の状況」という言い回しも、ガンダムっぽい、科学技術を人間が間違って方向に突っ走ってしまったことにより、酷い状況になったというそんな文脈で読めた。
生産性をあげても、その分、労働時間削減をせず、意味のない仕事をすることによって、いままでの労働時間を維持するオールドタイプ(重力に魂を引かれたもの=変わらぬ者)によって、意味のないことで人生が終わるそんな状況に危機意識に気づいた。
本全体の内容は気づきが多い
ガンダムな本というのではなく、内容もこれからの未来をどう生きるべきかの提言が、しっかりしている。
歳をとっても、子供のように考えること、大人のように考えること上手く使い分けることが重要ということがわかった。
大人と子供を使い分けよう。
ストレスフリー
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