1年間テレワークをしてみてわかったことを共有します。
以下の読者を想定しています。
・働き方改革として、会社からテレワークをするようにと指示された人
・育児・介護・闘病しながら、働いる人で、テレワークを許可している会社に勤めている人
テレワークの落とし穴その1 会話の機会が減る
オフィスに行けば、当たり前のように、同僚や上司がいるので、仕事以外の雑談も気軽にできる。
テレワークの場合、Skypeや電話でのコミュニケーションがメインとなる。相手に仕事のための用がなければ、Skypeや電話で連絡をとると不自然なので、連絡はしない。
そのため、オフィスでは簡単にできていた雑談ができず、1日PCに向かって誰とも話さないことが多くなる。
SlackやMattermostなどのチャットシステムがあると、文字だけで味気ないが、雑談はできるので、少しは緩和できる。チャットシステムがない場合は、電話やskypeの場合、アイスブレークとして、雑談してから本題に入ると、相手も会話の機会が減っているので、効果的。
テレワークの落とし穴その2 運動量がゼロになる
テレワークをすると、オフィスへの通勤がなくなるため、
通勤で歩いていた運動量が失われる。
また、一人で働くので、会議のために席から移動するということもなくなる。
昼食も家にあるものを食べると、ますます運動量が減る。
90分に1回最低でも席を立つようにする。
その時に、家事を少しづつ行う。たとえば、洗濯物を取り込む、風呂の床を掃除する、食器を洗う、クイックルワイパーで掃除するなど
とにかく、座ったままでなく、立つことが重要
テレワークの落とし穴その3 集中しすぎて気持ち悪くなる
オフィスの場合、同僚や上司がいるので、作業に没頭していると、声をかけらえて、集中を途切れされられる。
その厄介な問題は、テレワークでその問題が解決する。
しかし、集中を切られる問題は解決するが、新しい問題が発生する。
作業に没頭しすぎて、集中した状態でずっといると、気持ち悪くなる。
脳の同じ部分を長時間使っていると同じところに負荷がかかり、疲弊する。結果、気づかないうちに、生産性は下がる。
この問題を解決するには、その2と同様、90分に1回程度は小休憩を取った方が生産性は下がらない。90分ごとに違う種類の仕事をするといい。
テレワークのために用意した方がいいもの
1.外付けキーボード
2.液晶ディスプレ(27インチIPS)
3.マウス
4.高速なネット回線
5.ヘッドセット
ノートPCの場合、外付けキーボード、マウス、液晶ディスプレは生産性に大きくかかわるものなので、かならず自分が心地よいと思うものを使う。
ネット回線はskype会議を多用するので、高速なものに切り替えた方がいい。
ヘッドセットによる違いはあまりないが、長時間使っても痛くないものにするとストレスが減る。
テレワークのメリット
- 往復の通勤時間を節約できる
- 他の人に集中を切られづらい
- キーボード、マウス、ディスプレを自分の好きなものを使える
- 小休憩で家事ができる(食洗機や洗濯機やブラーバがあれば、動かすと効果的)
- 宅配が受け取れる
- 働く時刻の融通がききやすい
フリーダム
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