大嶋信頼著『マンガでわかる「いつも誰かに振り回される」が一瞬で変わる方法』
暗示を使って、無意識をコントロールする方法の本。
意識は正誤の2択でしか判断できない。
その意識が無意識を抑え込んでいる。
それを暗示により、無意識を使うことにより、どんなことも学習し、適応できるようになる。
<紹介されている暗示>
他人の発言に振り回されているとき
→ 「相手の気持ちはわからない自分の気持ちすらわからない」(p28より)
自分と相手に境界線をひくことができるようになる
腐れ縁に振り回されているとき
→ 「近づかない」(p48より)
苦痛により脳内麻薬がでて、それに依存している状態なので、それを切る。
また、自分の気持ちよりも相手のために親切にすると、モンスター化する。
他人が感じている不安や緊張などに振り回されている時
→「自我防壁」(バリア)(p68より)
他人の感情はミラーニューロンにより、感染してくるが、これは他人の感情なので、改善しようがないので、感染しないようにする。
逆に理想の人の真似をし、その人になったつもりでいると、負のものが落ちて理想に近づける
他人に押し付けられ時
→「本音モード」(p106より)
脳の緊張のスイッチが壊れている→ずっと緊張し続ける→打ち解けられず、常にビクビクして周囲に気を使う→「支配する側」「支配される側」になる→自己主張ができず支配されてしまう。
アリの世界の「2・6・2の法則」最下層2割は、2割のよく働くアリのストレスを脳のネットワークを通じて請け負ってしまい思うように動かなくなっているのではとういう説が人間の会社にも当てはまる。
これを断ち切るために、本音を言うための暗示
他人からの「決めつけ」「断定」に振り回されている時
→「意外と」(p147より)
断定の真逆の暗示で他社からの暗示が中和される
攻撃的な他人に振り回されている時
→「逆説」(p158より)
相手の意識が恐れているのと真逆のメッセージを入れて意識を無意識状態にする
やらなきゃいけないのに体が動かない自分に対応する
→「知恵と力の調整」(p177より)
知恵が暴走して、シミュレーションだらけになる
本当の自分の気持ちを知る方法
→「心よ!」と質問の前につける
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フリーダム
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