この本を読んだのは2回目だったが、そういえばこの本に書いてあることを実践していたのか?と気付いたり、まるで始めて読んだかのように、なるほど!と思ったことがあった。
2回目に読んで、以下が学んだこと
・話せるけど、書けないのは相手に伝わるのが文字だけだからなんとなくでは伝わらない。
・絵文字などで感情などを表現できるので、LINEなどの気軽な関係でのやりとりに比べて、かしこまった文章でのやりとりは、文字だけなので、正しい文章である必要がある。
・自分の思考を翻訳することが書くということで、翻訳するという意識が重要。
・思考を記録するために、言葉にまだなっていない部分が、どういうことなのかを考える必要がある。だからわかったから書くのではなく、考え理解するために書く。
・文と文の間に接続詞を入れてみて、繋がるかどうか?を確認しないと、それぞれの文は正しくても、文章全体でわからなくなる文章になる。
・句読点、改行、漢字とひらがないのバランスがわるいと、視覚的に読む気がなくなる文章になる。
・文章は映画のカメラワークで考える。
1.導入:客観的な状況説明 (ただしここがつまらないと読まれない)
2.本編:導入に対する自分の意見・仮説
3.結末:客観的視点からまとめ
・10年前の自分だったらその文章を読んでどう思うか?を考える。またわかりやすさの確認としては、自分の母親が読んでも理解できるように噛み砕いて書かれているか?を考える。
・起承転結でなく、
1.起:転でひっくり返すための一般論
2.転:興味を引くために提示する仮説
3.承:提示した仮説の妥当性を読む人が一緒に検証していけるような説明
4.結:主張とまとめ
という風にすると、正しいけど、嫌ですという文章にならない。
・推敲とは、映画でいう編集であり、バッサリ文を切ることもあれば、大量に付け加えることもある。
フリーダム
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