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金融系エンジニア日記

金融系エンジニアがいろいろなものをテクノロジーで効率化する備忘録

現在の場所:ホーム / 未分類 / 伊藤羊一著「1分で話せ」を読んで、伝える=動いてもらうであることを学んだこと 。

伊藤羊一著「1分で話せ」を読んで、伝える=動いてもらうであることを学んだこと 。

「伝える」から「動かす」へ変えるコミュニケーション

この本を読んで一番大きな気づきは、
「伝えること」と「動いてもらうこと」はまったく別物だということだった。

これまでの自分は、「ちゃんと説明した=伝わった」と思い込んでいた。
でも実際には、相手が行動して初めて“伝わった”と言える。


学んだこと

■ ゴールは「理解」ではなく「行動」

まず最初に考えるべきはこれ。

  • 相手はどんな人か?
  • 最終的にどう動いてほしいのか?

ここが曖昧だと、どれだけ丁寧に説明しても意味がない。

■ 具体例での考察

たとえば、上司に新しいツール導入を提案する場面。

  • NG:
    「このツールは効率化できます。機能も豊富です。」

→ 正しいが、何も決断されない

  • OK:
    「このツールを入れると、今毎日1時間かかっている作業が15分になります。月で約15時間削減できるので、今やれていない○○の改善に時間を回せます。」

→ 「導入しようか」と動きやすくなる

つまり、相手の行動に直結する形に翻訳することが重要。


効果的な説明の型

■ 基本構造

  1. 結論
  2. 理由(3つ)
  3. 各理由の具体例
  4. 最後に結論を一言で再提示

ポイントは「具体例」。

人はロジックだけでは動かない。
イメージできたときに初めて動く。


■ 具体例で考える

たとえば「テストを自動化すべき」という話。

  • 結論:テストは自動化すべき
  • 理由:工数削減・品質安定・属人化防止

これだけだと弱い。

具体例を入れると変わる。

  • 「リリース前に毎回30分かかる確認が、ボタン1つで3分になる」
  • 「人によってチェック漏れしていた項目が毎回確実に通る」
  • 「担当者が休んでも、誰でも同じ品質でテストできる」

■ 考察

ここで重要なのは、
“未来の体験”を疑似的にさせている点。

人は論理よりも、「それをやった後の自分」を想像できたときに動く。


テクニック:見えないロジックをなくす

読んだ人が理解できないのは、読み手ではなく書き手の問題

■ 具体例での考察

たとえば、こんな説明。

「この設計のほうが保守性が高いです」

一見問題ないが、読み手はこう思う。

「なぜ?」

これを補うとこうなる。

「この設計のほうが保守性が高いです。理由は、機能ごとにファイルが分かれていて、修正時に影響範囲が限定されるからです。たとえばログイン機能を変更するときも、他の機能に触れずに済みます。」

■ 考察

書き手は「当たり前」と思っている部分ほど、
読み手には見えていない。

つまり、
“説明していない前提”が一番危険。


人を動かすために必要なこと

■ イメージさせること

人を動かすには

  • イメージさせる
  • 自分ごとにさせる

が必要。

■ 具体例での考察

たとえば、子供に片付けをさせたいとき。

  • NG:
    「ちゃんと片付けなさい」

→ 行動しない

  • OK:
    「おもちゃが全部箱に入ると、このスペースで一緒に遊べるよ」

→ 行動しやすい

■ 考察

命令では動かないが、
“行動後のメリットが見えると動く”。

これは大人でも同じ。


視覚と具体例の力

イメージを強くするには

  • 図や画像
  • 「たとえば」の話

が有効。

■ 具体例での考察

システム構成を説明するときも

  • 文章だけ → 理解に時間がかかる
  • 図を1枚 → 一瞬で理解

さらに

「このサーバーが止まると、ここから先が全部止まるイメージです」

と補足すると、より直感的になる。

■ 考察

人は文章よりも
視覚+ストーリーで理解する生き物。

だからこそ、説明には“絵”が必要。


まとめ

今回の学びを一言でまとめるとこれ。

説明の目的は「理解」ではなく「行動」である

そしてもう一歩踏み込むと、

人はロジックではなく、イメージで動く

この2つを意識するだけで、

  • 会議での提案
  • 資料作成
  • 日常の会話

すべての質が変わる。

これからは、
ただ正しいことを言うのではなく、
「相手が動ける形」にまで落とし込むことを意識していきたい。

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金融系システムエンジニアが、業務効率化や日常の工夫を発信しています。 日々の作業を少しラクにするアイデアやツールを記録しています。 忙しい中でも役立つヒントになればうれしいです。
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