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金融系エンジニア日記

金融系エンジニアがいろいろなものをテクノロジーで効率化する備忘録

現在の場所:ホーム / トピック / メンタル / ボニー・セント・ジョン&アレン・P・ヘインズ著「心を休ませるために今日でき る5つのこと マイクロ・レジリエンスで明日のエネルギーをチャージする」を読んで、 細かく回復する習慣を体に覚えさせるとい発想を学んだ

ボニー・セント・ジョン&アレン・P・ヘインズ著「心を休ませるために今日でき る5つのこと マイクロ・レジリエンスで明日のエネルギーをチャージする」を読んで、 細かく回復する習慣を体に覚えさせるとい発想を学んだ

ボニー・セント・ジョン&アレン・P・ヘインズ著『心を休ませるために今日できる5つのこと――マイクロ・レジリエンスで明日のエネルギーをチャージする』を読んで、「回復はまとめて取るものではなく、日常の中に分散させるもの」という発想に大きな気づきを得た。

これまでの自分は、「疲れたら休む=夜や週末にまとめて回復する」というスタイルだった。しかし実際には、そこまでエネルギーが持たず、日中のパフォーマンスが落ちていることも多かった。本書が提示する「マイクロ・レジリエンス」は、その問題に対する非常に現実的な解決策だと感じた。

テニスのトッププレーヤーが、プレーの合間に短時間で回復と集中を繰り返しているように、私たちも仕事や生活の合間に“小さな回復”を挟み込む。この視点を持つだけで、1日の過ごし方が変わってくる。


具体例を交えた考察

1)脳の使い方を切り替える

例えば、仕事中によくあるのが「資料を作りながらSlackの通知に反応し、ついでにメールも確認する」という状態。これは一見効率的に見えるが、実際には脳が頻繁にコンテキストスイッチを繰り返し、疲労が蓄積していく。

ここで「午前は資料作成だけ」「午後はコミュニケーション対応」と時間帯を分けるとどうなるか。実際にやってみると、午前中の集中力の質が明らかに上がる。さらに、「今は集中時間です」と周囲に示すだけで、不要な割り込みも減る。

また、「タスクを覚えておく」のをやめて、すべてメモやツールに書き出すようにすると、頭の中の“常駐タスク”が消える。この状態は想像以上に楽で、思考の余白が生まれる。

👉 考察:
現代の疲労の正体は「やることの多さ」ではなく、「注意の分断」ではないか。マイクロ・レジリエンスは、その分断を減らす設計とも言える。


2)原始的な恐怖をリセットする

例えば、上司から急に「ちょっといい?」と声をかけられたとき。多くの場合、それだけで軽いストレス反応が起きる。心拍数が上がり、最悪のケースを想像してしまう。

このとき、「これは怒られる恐怖だな」とラベリングするだけで、不思議と冷静さが戻る。さらに深呼吸を数回入れると、身体レベルで緊張が緩む。

また、仕事でミスをした直後などは、意識的にお気に入りの音楽を聴くのも効果的だった。「この曲を聴いたら切り替える」と決めておくだけで、感情のリセットがスムーズになる。

👉 考察:
ストレスは出来事そのものではなく、「脳の自動反応」によって増幅されている。だからこそ、気合いではなく“生理的な介入”が効く。


3)思考のクセを見直す

例えば、プレゼンでうまく話せなかったとする。そのとき「自分はプレゼンが下手だ」と思い込むと、次回も同じように緊張し、パフォーマンスが下がる。

ここでABCDEモデルを使うと、

  • A:プレゼンで詰まった
  • B:自分は人前で話すのが苦手だ
  • C:落ち込む・不安になる

となるが、

  • D:本当に苦手なのか?準備不足では?
  • E:次はリハーサルを増やそう

と変換できる。

また、「この失敗はずっと続く」「どこでも起きる」と考えてしまうクセを、「次に改善できるポイントは何か?」という問いに変えるだけでも、思考が建設的になる。

👉 考察:
パフォーマンスの差は能力ではなく、「解釈のクセ」によって生まれている部分が大きい。マイクロ・レジリエンスは、その場で思考を立て直す技術でもある。


4)体をリフレッシュする

例えば、午後になると集中力が落ちると感じる場合。単純に水分不足や血糖値の乱高下が原因のことも多い。

実際に、こまめに水を飲む・間食をナッツなどに変えると、午後の眠気が軽減されるケースは多い。これは特別なことではなく、「体の状態がそのまま思考の質に影響している」というシンプルな話だ。

👉 考察:
精神論で片付けがちな問題の多くは、実はフィジカルの調整で改善できる。小さな習慣の積み重ねが効いてくる領域。


5)心を活性化する

例えば、日々のタスクに追われていると、「何のためにやっているのか」が見えなくなる瞬間がある。その状態が続くと、エネルギーは確実に削られていく。

ここで、自分の価値観や目標を短い言葉(キャッチフレーズ)にして、デスクやスマホの壁紙に置いておくと、ふとした瞬間に立ち戻れる。

さらに、日々のタスクを「やると元気になるもの」「やると消耗するもの」でざっくり分類してみると、意外な発見がある。
例えば、「会議は全部疲れる」と思っていたが、実はアイデア出し系の会議は楽しく、報告系の会議が消耗の原因だった、など。

👉 考察:
重要なのは“回復すること”だけでなく、“そもそも消耗しにくい構造に変えること”。マイクロ・レジリエンスは短期回復と中長期の設計改善の両方を含んでいる。


全体を通しての気づき

この本の本質は、「回復を特別なイベントにしないこと」だと思う。
むしろ、日常の中に自然に組み込まれた“回復の習慣”をいかに増やすか。

そしてもう一つ重要なのは、「自分に合う方法を見つけること」。
紹介されている方法はあくまで引き出しであり、すべてをやる必要はない。実際に試してみて、「これは効く」と感じたものだけを残していくのが現実的だ。

例えば、

  • 作業前に深呼吸をする
  • 午前は集中、午後は会話と決める
  • 落ち込んだらジョイキットを見る

この3つだけでも、1日の質は確実に変わる。

小さな回復を積み重ねることで、大きな消耗を防ぐ。
このシンプルだが実践的な考え方こそが、マイクロ・レジリエンスの価値だと感じた。

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金融系システムエンジニアが、業務効率化や日常の工夫を発信しています。 日々の作業を少しラクにするアイデアやツールを記録しています。 忙しい中でも役立つヒントになればうれしいです。
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