相場英雄著『ガラパゴス(上)』を読んだ。
結論から言うと、
池井戸潤の7つの会議に匹敵するほど面白い、社会派×刑事ドラマの傑作だった。
読むまでのハードルは高いが、それ以上の価値あり
図書館で「ガラパゴス」というタイトルに惹かれて予約したものの、
人気作のため、かなり長い間待つことになった。
正直、なぜ予約したのかも忘れるほど。
ようやく手元に届いたときには、その“分厚さ”に圧倒されてしまい、しばらく放置。
気づけば貸出期限ギリギリになっていた。
読み始めたら止まらないストーリー
「数ページだけ読んで、無理ならやめよう」
そんな軽い気持ちで読み始めたが、
気づけば完全に物語に引き込まれていた。
本作は、日本の自動車メーカーと派遣労働者の問題を軸にした社会派ミステリー。
重いテーマでありながら、刑事ドラマとしてのテンポも良く、ぐいぐい読ませる。
世界観は池袋ウエストゲートパークに近い
作品の雰囲気は、
石田衣良の『池袋ウエストゲートパーク』に近い。
リアルな社会問題を背景にしながら、
現場感のある刑事たちの動きが描かれているのが特徴。
舞台は東京・足立区のリアルな街
物語の舞台は、
西新井や竹の塚といった、東京・足立区のエリア。
いわゆる“下町”の空気感がリアルに描かれており、
作品に強い臨場感を与えている。
こんな人におすすめ
- 社会問題を扱った重厚なミステリーが好き
- 7つの会議のような企業ドラマが好き
- 刑事もの+リアルな社会描写を楽しみたい
まとめ
『ガラパゴス(上)』は、
「読む前のハードルは高いが、読み始めると止まらない」タイプの作品。
分厚さに尻込みしている人ほど、一度手に取ってほしい一冊。
社会の裏側と人間ドラマが交差する、読み応えのある小説だった。
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フリーダム
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