本書では、糖質を摂取した直後に血糖値が急上昇し、その結果として一時的な幸福感や陶酔感が得られると説明されている。しかしその後、血糖値が急激に下がることで「エネルギー切れ」の状態になり、再び糖質を欲するサイクルに入る。
この流れは、いわば“軽い依存状態”のようなものだと感じた。
糖質制限で得られる変化
著者は糖質制限によって、次のようなメリットがあると述べている。
- 体重が減りやすくなる
- 高血圧や高脂血症の改善が期待できる
- 食後の眠気がなくなる
- 二日酔いになりにくい
日常生活の質に直結する変化が多く、単なるダイエット以上の意味を持つと感じた。
食べてはいけないもの・いいもの
控えるべき食品(糖質中心)
- 米・小麦・砂糖
- 根菜類
- お菓子・スナック
- ジュース・炭酸飲料・缶コーヒー
- 日本酒・ビール・マッコリ・甘いワイン
摂取OKとされる食品
- 肉・魚・卵
- 大豆・ナッツ
- 油類
- 焼酎・ウイスキー・ウォッカ・テキーラ
- 甘くない赤ワイン・糖質オフビール
かなり極端にも見えるが、「糖質=制限対象」と明確に整理されている点が特徴的。
脳とエネルギーの誤解
「脳はブドウ糖しか使えない」という一般的なイメージに対して、本書では以下のような説明がされている。
- 脳はケトン体もエネルギー源として利用できる
- アミノ酸から糖新生が行われるため、糖質が不足しても問題ない
この点は、従来の栄養学の常識と異なる部分であり、非常に興味深かった。
糖質は本当に必要か?
さらに著者は、「糖質は必須栄養素ではない」とまで言い切っている。また、三大栄養素のバランスを推奨する指針についても、「平均的な基準に過ぎない」と批判的だ。
このあたりは賛否が分かれそうだが、固定観念を疑うきっかけにはなる。
糖分の見える化ツール
食品に含まれる糖分を角砂糖換算で確認できる
Sugar Stacks のようなツールを活用すると、自分の摂取量を客観的に把握できる。
「思った以上に糖質を摂っている」という気づきにつながる点で有用。
まとめ
本書を通じて、「炭水化物=主食」という常識を見直す視点を得られた。特に、血糖値の変動が食欲や体調に与える影響については、日々の体感とも一致する部分がある。
一方で、内容はやや極端な主張も含まれるため、鵜呑みにするのではなく、自分の体調や生活スタイルに合わせて取り入れるのが現実的だと感じた。
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フリーダム
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