投資信託を手っ取り早くはじめたい人への簡単な説明
最近、投資信託について聞かれることが多くなったので、
そのときにシンプルに説明をまとめた。
投資信託の別名
投資信託は、ファンドまたは投信とも呼びます。
投資信託を買う理由
いろんなものに小さい額で投資するために買うもの。
自分で株に投資する場合、例えば西松屋に投資するだけで、100株8万6千円必要。
投資信託の場合、1万円ぐらいで、1万円分の複数の株を小分けにして投資できる。
例えるなら、
寿司をたべたいときに、自分でマグロを1本買うのではなく、
寿司屋に行き、マグロが一貫入っているおまかせ握りセットを頼むイメージ。
(当然、寿司屋の人件費は、お会計に上乗せされている)
どこで変えるのは?
発売元は、◯◯アセットマネジメントか◯◯投信投資顧問という名前の会社で、
実際に買いに行くのは、◯◯証券です。
例えるなら、
本でいうと、発売元は、集英社で、
実際に買いに行くのは、amazonだったり、三省堂書店だったりする。
そういう関係です。
投資信託がわかりづらい理由
でも、なんか投資信託ってわかりづらいですよね?
その理由は、本当は投資信託に投資するために必要な知識が多いことです。
投資信託により、投資を小口化しているが、その投資対象をすべて理解している必要があります。
投資信託が投資するものと投資の仕方
以下のa) 投資対象の種類 × b) 投資方法 でプロが運用している。
a) 投資対象の種類
- 株式等
- 債券
- 投資信託(投資信託が別の投資信託に投資していることもあります)
- 通貨
- 指数
- 不動産
b) 投資方法
- 買う(売って儲けをだす)
- 空売り、信用売り(持っていないのに、借りてきて売る。値段が下がったころに買い戻して儲けを出す)
- 貸借契約(貸して貸借料をもらう、または貸借料を払って借りる)
- 先物取引(買建と売建があり、買建は値上がりすると儲かる、売建は値下がりで儲かる)
- オプション(ある期間特定の値段で売り買いする権利の売買)
- スワップ(あるものとあるものを交換する契約
- クレジットデフォルトスワップ(債券の保険の売買)
投資信託自体の知識
- 信託報酬(投資信託からプロに丸投げするのに取られるお金)
- その他費用(印刷代とか投資信託を監査するのにかかるお金は別途とられている)
- 総経費率(結局、どれぐらいの割合のコストが発生しているのか?)
そんなに覚えられないから、プロに丸投げしたいのだよ。
まず、投資商品を絞りましょう。
とりあえず、ほぼ株に投資するものに、絞る。
(一番株がわかりやすので)
次に、株を覚えるために自分で
自分がよく買い物をする会社の株を買って、株を覚える。
(例えば、マツモトキヨシで買い物するなら、マツキヨの株買うし、無印良品が好きなら、良品計画買う)
次に、やっと投資信託に手を出しましょう。
丸投げ投げするコツは、丸投げする範囲を限定して、そしてそこは理解するのがコツです。
すべてが面倒な
とにかく、投資信託はじめたいんだ!
投資っていうものをやってみたいんだという場合、以下の手順ではじめるのが一番無難です。
損失がでる場合もあるので、自己責任でよろしくおねがいします。
- インターネットでSBI証券に口座を開く
- SBI証券にお金を振り込む。(先にお金をチャージするイメージです)
- SBI証券の投資信託コーナーで、「三菱UFJ国際投信」の「eMAXIS Slim米国株式(S&P500)」を積立買付で、毎月◯万円分、投資信託を自動で買うように設定する。
※ amazonと違い、クレジットカードで買えないので、クレジットカードで買いたい場合は、楽天証券などを検討してみましょう。楽天カードだけだけど。
フリーダム
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