コメディアンのパトリックハーランの話術についての本。
笑わせる方法というよりも、話術について、わかりやすく書かれている。
以下のことを学んだ。
自覚!自信!自己主張!
自覚:自分の立場、知識、目的、強み、弱みなどを把握した上で話そう!
自信:自分には発言する資格があるだけでなく、相手が聞いて得するぐらい価値のある話ができるんだと信じよう!
自己主張:自分ならではの視点や考え方に誇りを持ち、自分の言いたいことをはっきり伝えよう!
知らない人と何を話すか
・いつでも使える質問を頭に入れておく。
趣味、出身地、仕事、住んでいるエリア、旅行経験、映画、音楽、食べ物、その会場に来た経緯
・服装など見た目をヒントにして質問する。
・返ってくる答えについてまた質問する。
・共通点を発見したら、自分の情報も会話に注入する
・わからない分野なら知ったかぶりをせずに、素直に質問する
・エトス、パトス、ロゴス
(エトス)
人格的なものに働きかける説得要素。
話している人を信用しようという気にさせるような表現を指します。
人格が優れている、品格がある、人柄がよい、センスが良い、面白そう、価値観が自分と一緒などのその人自身の信頼性、信憑性などエトス度を上げます。
(パトス)
感情に働きかける説得要素。怒り、喜び、愛国心など、聞いている人に特定の感情を抱かせるような表現が説得する上で大きな役割を果たします。
(ロゴス)
頭脳に働きかける説得要素。
一見論理的に聞こえるけれど、実際は論理的に飛躍があるもの、それっぽく聞こえるものも含める。
・エトス度をあげるキーワード
実績、経験、地位、正直、真摯、誠実、相手のことを思っている、親しみやすい、同じ価値観を共有している。
・パトスを上げるキーワード
同情、愛国心、怒り、憧れ、ストーリー、笑い、愛、恐怖、罪悪感
・パトスを利用するには、
ディテール込みのストーリーを使い目的の感情を引き立てる。
・ロゴスを上げるテクニック
比較、比喩、嶺二、喩え話、対句、列挙、反復、呼びかけ、三段論法
フリーダム
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