稲垣えみ子著「もうレシピ本はいらない 人生を救う最強の食卓」を読んで、料理と食事についてシンプルにする必要を感じた
メシ、汁、漬物の一汁一菜を高尚な目的ではなく、楽をするために始めたが、粗食を食べ続けた結果、美味しいご馳走を食べたいとも作りたいとも思わなくなったという本。
この食事方法だと、1食200円で、作るための時間と労力がほとんどかからない。
大量のレシピ本を読み、毎日違う美味しいご馳走を作る労力は、本当に必要か疑問。
ただそうすることが正しいことだと、思い込んでいるだけ。
食の断捨離をおこない、シンプルな食事をするというアイデア
今の消費社会の中では、客に選んでもらい、お金を取るための、美味しいごちそうが溢れている。そのためにインパクトが重要で、多くの人が、本当に美味しいと感じるかではなく、美味しいと言われたものを食べることに喜びを感じている。
ご飯が主役で、おかずが主役ではない。
おかずは厚揚げ、がんもどきで十分で、それ以上は過剰。
汁は、1分で作る味噌汁。
味噌を湯で溶かせば味噌汁としては成立する。
出汁は不要。
具は、乾燥わかめ、麩、自分で干した野菜(えのきが美味しいらしい)
野菜は、
旬の野菜が安くて美味しいので、旬のものを使う。
夏は、きゅうり、ピーマン、なす
冬は、大根、ねぎ、白菜
オールシーズンな野菜は、じゃがいも、人参、たまねぎ
糠漬けは意外と作れるらしいので、おすすめらしい。
調味料は、「塩、醤油、味噌」と酢と胡麻油、オリーブ油があればOK。
後は素材にそもそも味があるので、素材の美味しさで勝負する。
砂糖、みりんは使わないほうがいい。
そもそもレシピが難しいのは、いろんな調味料を混ぜた、A印のせいで、無視すれば、料理は気楽になる。塩系が多いか少ないかだけなので、わかりやすい。
ここぞというときは、鰹節、塩昆布、すりごまを使う。
調理道具は、
ストウブの小鍋
小さな鉄のダッチオーブン
包丁1本とまな板1枚(キッチンバサミ代用可能)
ボウル1個とザル1個
10分で食事を用意する方法
・湯を沸かす
・味噌汁の中身(わかめ、麩)と味噌をお椀に入れる
・湯をお椀に注ぐ
・ご飯をよそう
+
おかずを作る(炒めものか切っただけのものが楽そう)
フリーダム
最新記事 by フリーダム (全て見る)
- 藤元健太郎著『ニューノーマル時代のビジネス革命』を読んだ。読み辛いが、網羅的に新しいサービスが書かれていた。 - 2020-12-21
- ケリー・マクゴニガル著『スタンフォード式人生を変える運動の科学』 - 2020-12-21
- やまぐちせいこ著『シンプル思考ですっきり身軽に暮らす』に夫婦の会話のコツを学んだ - 2020-12-17