小西利行著『すごいメモ。』から学んだこと
コピーライター小西利行氏の著書『仕事のスピード・質が劇的に上がる すごいメモ。』を読んで、メモとは単なる記録ではなく「未来の行動を生み出す装置」だと理解できた。
特に重要なのは、メモの役割は「考えるきっかけを作ること」にあるという点である。
メモは3種類に分かれる(未来をつくる設計図)
① まとメモ(情報を使える形にする)
具体例:会議メモの場合
NG例(よくあるメモ)
- A案が良いと言っていた
- 納期は来月
- Bさんが課題を指摘
→ 情報はあるが「次に何をするか」が見えない
OK例(まとメモ)
- ○ A案はコスト削減につながる(なぜ?→他案より工数少ない)
- ○ 納期来月 → スケジュール再確認必要?
- ? Bさんの課題は本質的?それとも一時的?
- ← A案 vs B案(品質とコストのトレードオフ)
👉 考察
「○」と「?」を使うことで、単なる記録が「思考の入口」に変わる。
特に「?」を残すことで、後から本質的な課題に気づける。
② つくメモ(アイデアを生み出す)
具体例①:ハードルメモ(ブログ改善)
- 「この記事は本当に検索1位を取れるか?」
- 「読者は読み終わった後に行動するか?」
👉 考察
この問いを置くだけで、
- タイトル改善
- 導線設計
- CTA追加
など、自然と改善点が見えてくる。
具体例②:ブラック三角形(商品・サービス改善)
テーマ:子育てブログ
- 左(提供側):SEO記事・体験談・ノウハウ
- 右(読者):時間がない・不安が多い・すぐ解決したい
→ 重なり:
「短時間で不安を解消できる具体策」
👉 考察
ここから
- 「5分で読める」記事構成
- 結論ファースト
- チェックリスト形式
といった改善アイデアが生まれる。
具体例③:ホワイト三角形(新しい発想)
- 左:睡眠改善
- 右:子育て
→ 組み合わせ:
「子供が早く寝る仕組み化」
👉 考察
単なる知識の掛け算ではなく、「文脈の掛け算」が新しい価値を生む。
③ つたメモ(伝えるための設計)
具体例:プレゼン・説明
NG例
- 箇条書きで説明
- 情報を詰め込む
OK例(つたメモ)
- タイトル化:
「なぜこの施策で“残業が減る”のか?」 - 1行メモ:
「原因は“手戻り”です」
👉 この1行を軸に話す
👉 考察
人は情報ではなく「問い」に反応する。
タイトル化することで、聞き手の思考を引き込みやすくなる。
実践して感じた変化(重要)
① メモの質が変わると、思考の質が変わる
ただ記録するだけでは「思考停止」になるが、
問いを残すことで「思考が継続」する。
② 行動に直結する
- 「調べる」
- 「試す」
- 「比較する」
といった次のアクションが自然に生まれる。
③ 情報収集の無駄が減る
「何を考えるべきか」が明確になるため、
無目的なインプットが減る。
まとめ|メモは“未来の自分への投資”
『すごいメモ。』の本質は、
メモを「過去の記録」ではなく「未来への仕込み」として使うことにある。
- ○で思考を絞る
- ?で課題を見つける
- 記号で構造化する
- 問いで行動を生む
このサイクルを回すことで、
メモは単なるノートから「思考エンジン」に変わる。
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フリーダム
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